【0か月育児日記】退院翌日から育休決意まで!新米パパのドタバタ成長記

前回の記事では、妻の入院中の面会や術後リハビリ、退院直前のバタバタな様子をご紹介しました。
今回はいよいよ育児本番!退院翌日から生後1か月健診までの“0か月期”をまとめてお届けします。
初心者パパならではの戸惑いや、育休を決意するまでのリアルな葛藤…ドタバタだけど、あたたかい日々をぜひ覗いてみてください!
まるで新入社員?初めてのフル育児(1/29)
退院の翌日、有給を取って初めて“1日中パパ”をしてみることに。
ミルク、ゲップ、おむつ替え、沐浴…全部初体験で、完全に新入社員の気分。育児って、こんなに緊張感あるんだ…!
初めてのミルクとゲップ
ついに初ミルクの時間。
まずは調乳からだけど、これがまさかの9工程…!
【助産師監修】ママもパパも必見! 基本のミルクの作り方・飲ませ方
- 調乳する場所を清潔に整えて、手を洗います。
- 70℃以上のお湯、ミルク(粉タイプor固形タイプ)、哺乳瓶を準備します。お湯は、電気ポット、やかん、鍋のいずれで用意してもよいですが、一度沸騰させ、調乳時の温度は必ず70℃以上を保ちます。
- 哺乳瓶にでき上がり量のミルクを入れます。
- 粉ミルクの場合は、付属の軽量スプーンを使い、すりきりに量りましょう。哺乳瓶にでき上がり量の1/2~2/3ほどお湯を注ぎます。
- 哺乳瓶に乳首をつけて円を描くように哺乳瓶をゆっくりと振り、泡立たないようミルクを溶かします。強く振ると、泡立って赤ちゃんが飲みづらくなります。
- 乳首を外し、でき上がり量の目盛りまでお湯、または湯冷ましを注ぎます。
- 再び乳首をつけて、全体が混ざるように軽く振ります。
- 人肌程度の温度(40℃が目安)に冷ますため、哺乳瓶を流水に当てるか、水を張ったボウルに浸します。手首の内側にミルクをたらし、ほんのり温かさを感じる程度が適温です。
- 哺乳瓶の外側についた水滴を、清潔なふきんやペーパータオルで拭きとったら完成。

え…?
ミルクを作るだけで…9工程…?毎回これやるの…?
もちろん、清潔・温度・分量すべてに気を使わないといけません。でもやるしかない…!

70℃のお湯+湯冷ましで一気に適温になる裏ワザ、ほんと神。

イオンの『赤ちゃんにやさしい 天然水』がコスパ最強でした~!
飲ませるときも哺乳瓶の角度が大事。
ポイントは、赤ちゃんの口に対し90度ほどの角度に哺乳瓶を立てること。
【助産師監修】ママもパパも必見! 基本のミルクの作り方・飲ませ方
口唇が外側に開いた状態で乳首を深くふくませ、乳首の中がミルクで満たされるように傾けると、空気の飲み込みを防げます。
角度…!?って思いましたが、赤ちゃんの飲みやすさに直結するらしく、超重要ポイントでした。

ゲップも一筋縄ではいきません。
◆たて抱きでゲップを促す方法
よく知られているのが、たて抱きでゲップを促す方法です。
ママやパパの肩に清潔なガーゼやタオルを置き、赤ちゃんの頭をのせ、顔を少し横に向けて支えます。
背中を下から上にさするか、軽くたたいてゲップを促しましょう。◆膝の上に座らせてゲップを促す方法
【助産師監修】ママもパパも必見! 基本のミルクの作り方・飲ませ方
赤ちゃんを膝の上に座らせ、赤ちゃんが少し前屈みになるよう、手と腕でお腹側を支えましょう。
背中を下から上に向かってさするか、軽くたたいてゲップを促します。
特に新生児は、背中をさするとのけぞる反射が起きることがあります。
不安定になる場合は、軽くたたいてゲップを促しましょう。

ゲップを出さないと吐き戻すかもしれないなんて、なんて繊細な生き物なんだ…
肩に乗せて背中をさすっても…

出ない。
膝に座らせて軽く叩いても…

出ない。

ゲップの音も小さくて「出た?今の?」みたいなことが何度も…笑
試行錯誤の連続でしたが、少しずつコツを掴んでいく感覚に、小さな成長を感じました。

ミルクやおむつの記録は「ぴよログ」で。アレクサと連携すれば声で記録できるので、めっちゃ便利です!
初めてのおむつ替えと逆子っ子の注意点
おむつ替えはマタニティ教室で予習済み。
でも予想外だったのが、娘が逆子で生まれたこと。脚を持ち上げて替えると脱臼のリスクがあると知り、最初はめっちゃビビりました…!

替えた直後にまたうんちされて、3連続替えとかも…笑
知識があると対処できる。小さな不安を減らすには、やっぱり準備って大事です。

沐浴チャレンジ!意外なリラックスタイム
浴室での沐浴は腰がツライ…と聞いていたので、洗面所にお湯を溜めるスタイルを採用。これが正解でした!

洗面台を掃除する習慣ができるのも地味に嬉しい笑
泣くかな?と心配していた娘は、まさかの“ぽけー顔”。気持ちよさそうで拍子抜け。これは親としても癒し時間でした。

出生届&初めての“吐き戻し事件”!(1/30)
出生届を提出して、名実ともに家族に!と思ったその夜——事件発生。
ミルクを飲ませた後、突然「げぽっ」と大量の吐き戻し。
「え、吐いた!?」
夫婦そろってパニックです。
調べてみると「噴水のように吐くと危ない」とか出てきてさらに混乱…!

噴水って…どれくらい!?
いろんな噴水があるじゃん…!
結果的には“よくあること”で安心したのですが、初めてだとほんとパニックになりますね。
育休を取ったワケ 〜分担より共有したい〜(1/31)
私が育休を取得することになったきっかけは、会社の代表の何気ないひと言でした。

というか、育休取らなくて平気なんですか?

え、育休…?
スタートアップだし、転職したてだし、しかもリモート勤務。「育休は自分には関係ない」と、どこかで思い込んでいました。
でもそのひと言がきっかけで、考えるようになったんです。 「もっと娘と一緒に過ごしたい」「妻にワンオペさせたくない」——そんな気持ちが日ごとに大きくなっていて。
とはいえ、こんな葛藤もありました。
- スタートアップで休んでる暇あるのか?
- 転職直後でキャリア的に不安定
- リモートだから何とかなるのでは?
- そもそもお金の不安がある…
まずは制度を理解しようと、育休制度をざっくり調べてみることに。
- 通常の育児休業:子が1歳になるまで取得可能(保育園が見つからないなど、条件次第で2歳まで延長可)
- 産後パパ育休:最大4週間取得可能で、一部就業OK
- 育児休業中の給付金:会社からの給与支給はなく、国から「育児休業給付金」が支給される(半年までは賃金の67%、以降は50%)
- 育休中の社会保険料:所得税や雇用保険料は発生しない

正直、ややこしい…笑
でも知ってみたら「案外いけるかも」と思えました。
そんな中、ある言葉が胸に刺さりました。
育休は、『育児の負担の分担』だけでなく、『育児の喜びを共有』する時間でもある

たしかに、育児は本来「幸せな時間」なはず。でも、仕事と両立しようとすると、つい「大変さ」ばかりが目立ってしまう。
自分が死ぬとき、どっちを後悔するだろう?
「育休を取ればよかった」か、「育休を取らなければよかった」か。
——絶対に前者で後悔する自分を想像して、2ヶ月間(2〜3月)の育休を取ることに決めました。

仕事人間だった自分にとって、大きな決断。でも、間違いなく取ってよかったです。
2週間健診、そして“置いたら泣く”問題(2/8)
順調に育っていることが確認できた2週間健診。でもここから“抱っこじゃないと寝ない”問題が始まります。

布団に置いた瞬間、スン…からのギャーー!
毎回“置いたらギャン泣き”が続き、どうしたらいいんだ…と悩んでいたとき、妻の友人から「泣き対策には“卵おくるみ”がいいよ」とアドバイスをもらいました。
半信半疑で試してみたら、驚くほどスヤァ…と眠る娘の姿に、親2人で感動。

新生児卒業!1か月間の成長(2/18)
退院時はブカブカだった服がぴったりに!
身長は46cmから55cmへ成長し、「もうこんなに大きくなったの!?」と夫婦でびっくりしました。たった1か月でも、成長はめまぐるしいです。
新生児期はわずか28日。抱っこして、笑って、オムツ替えて…この毎日が宝物なんだなとしみじみ実感。


初めてのベビーカーと1か月健診(2/22)
妻の体調も回復し、お風呂も解禁。1か月健診でも「特に問題なし」と健康のお墨付きをいただき、ホッと一安心。
また、初めてのベビーカーデビューも果たし、親子での外出が少しずつスタートしました。

湯船、最高…!
育休がなかったら、しばらく無理だったかも。
この1か月で経験したこと、感じたこと、すべてが貴重な記録です。







アルバムアプリ「みてね」、本当に神。写真も動画も無制限に保存できます!
まとめ:初心者パパでも、なんとかなる!
すべてが手探りだった0か月期。でも、毎日ちょっとずつ経験を積んで、親も子も確実に成長していました。
育休を取って、妻と育児を“分担”ではなく“共有”できたこと——これがなにより大きな財産。
次回は初節句や抱っこひもデビューなど、“1か月期”の奮闘をお届けします! 「パパの育児って、実はこんなに面白いんだ!」と思ってもらえると嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!