【パパ育児日記_1歳2か月】甘えと夜泣き、そして夫婦のすれ違い。

前回の記事では、「初めての髪カット」「まさかの会社退職」「パパの離乳食づくり」などの、1歳1か月期エピソードをお届けしました。
今回は、1歳2か月期(3月下旬〜4月中旬)の娘の様子をまとめていきます。
1歳を過ぎてからというもの、娘の“人間らしさ”が一気に加速。 意思表示がはっきりしてきて、感情表現もどんどん豊かに。
嬉しい反面、「最近、育児が格段に大変になってきたかも…?」と肩の重さを感じた1か月でした。
そんな“喜び”と“葛藤”が入り混じったリアルな育児の記録を、今回もゆるっと綴っていきます。
パパとママ、それぞれの「役割」(3/22)
最近、娘は日中とにかくママにベッタリ。姿が見えるだけで甘え泣きが始まるほど。
なので、なるべく日中は私が対応するようにしていますが、反応が面白いくらい違うんです。
パパと二人のときはYouTubeを静かに見ていたり、機嫌よく遊んだり。でもママの姿が少しでも見えると…一気に涙モード突入!
どうやら娘の中では、「ママ=甘えていい人」「パパ=自立してる時間」みたいな役割があるのかも。
子どもって、ちゃんと相手の空気を感じ取っているんだなと感じます。


早朝覚醒との戦い(3/23)
最近、朝6時にパッチリ目覚める娘。
赤ちゃんにとっては普通の時間らしいけど、親にとってはなかなかの早起き。
夜ごはんの時間を18時→19時に、寝かしつけも少し遅らせてみるなど、生活リズムの見直しを試行錯誤中。
「ちょっとマシかも…?」「あ、やっぱ変わらないかも…?」 そんな期待と現実を行ったり来たりしています。

寝不足でつらい…
焦らず、しばらく様子を見ながらやっていこうと思います。

離乳食、イヤ期のはじまり?(3/31)
「最近、あんまり食べないなぁ…」
1歳2か月で食べムラ期に突入。 ネットで調べると“よくあること”とはいえ、やっぱり気になります。

“食べムラ期”とは、日によって食べたり食べなかったりと、食べ方にムラが出る時期のことらしいです〜
そこでわが家ではこんな工夫をしてみました。
- 味付け:ほんのり濃いめに
- 盛り付け:混ぜご飯をやめて主菜と主食を分ける
- 食感:水分多めでとろみをプラス
- 環境:おもちゃを片付けて集中できる空間に
目に見える変化は…うん、たぶんちょっと増えた…かな?

いや、気のせいかも…
完璧を目指さず、1週間単位で栄養バランスをとれればOK。何より「食事=楽しい」と感じてもらうことを一番大切にしたいと思います。

夜泣きと夫婦のすれ違い(4/1〜4/11)
この頃から、娘の夜泣きが激しくなってきました。
夜は基本的に妻が対応してくれていましたが、

産後でいちばんしんどいかも…
と漏らすほど。心身ともに限界が近づいていたのかもしれません。
一方の私はというと、昼間はほぼ一人で娘を見ている日々。仕事を辞めて時間はあるものの、無職という状況への焦りもあり、心の余裕はあまりありませんでした。
そんなある晩、妻が体調を崩し、熱が出てしまいました。そこでこの日は、夜の対応もすべて私が担当することに。
でも、なぜか妻は夜遅くまで起きていて——それが妙に気になって。「体調悪いんじゃなかったの?」と、モヤモヤしてしまいました。
翌朝、妻は少し遅れてリビングに現れ、私と娘が寝ていた布団にそのまま横に。
その姿を見た娘は、すぐにママに気づいて甘え泣き。私は「またグズグズか…」とイラッとしてしまい、思わず強めの口調で言ってしまいました。

まだしんどいなら寝室で寝てていいよ。
ママがいると娘がぐずるし、起きてきても横になってるんじゃ意味ないし
妻は何も言わずに寝室に戻っていき、その後、LINEでこんなメッセージが届きました。

いつもお世話してくれて感謝してる。でも、イライラしてそうなのが伝わってきて安心して頼れない。
なにもしてないって思われてるんだろうなって萎縮しちゃう…
そのメッセージを読んで、ハッとしました。
あの一言は気遣いなんかじゃなく、完全に自分の苛立ちから出たものでした。
「日中は自分が頑張ってるのに」「体調不良の夜に夜更かしって…」——そんな思いがあったんだと思います。
あとで寝室をのぞくと、妻は静かに泣いていました。
「ごめん」と声をかけると、 「もう、つかれた…」とぽつり。
育児の疲れ、無職の不安、そして外に出ない生活による閉塞感。いろんなものが積み重なり、気づかないうちに家の空気が重たくなっていたのかもしれません。
「これでは本末転倒だ」と思い、“まずは日光浴から始めよう”と決意。
引きこもりがちだった生活を見直し、朝の散歩を家族の日課にしていくことにしました。
少しずつですが、家の空気が前よりやわらかく、あたたかくなってきたように感じます。


振り返ってみると、去年の同じころにも喧嘩してました…

久しぶりのおでかけで心に春が咲いた日(4/14)
気分転換も兼ねて、久しぶりに家族3人で外出することに。
行き先は、万博記念公園のチューリップフェス。

『EXPO 2025 大阪・関西万博』ではなく、ただの万博記念公園です。笑
満開のチューリップと春の陽気に包まれて、心のモヤモヤがすーっと溶けていくような感覚に。
娘もベビーカーに揺られながら、きょろきょろと花を眺めたりと終始ごきげん。
「今は無職だから…」「次のキャリアを考えないと…」 そんな焦りもこの日ばかりは手放して、“家族で笑う時間”をただ楽しめました。
やっぱり外の空気と自然って偉大です。
「こういう時間のために、この選択をしたんだよな」 そんなふうに思い出させてくれた、春の1日でした。

小さな体に宿る大きな“自我”(4/17〜4/21)
この頃から、娘の“自我”が一段と強くなってきたなと感じます。
音楽が流れると体をゆらしてダンス、気に入らないことがあると「あ゛ー!」と泣き真似で全力アピール。
お皿やコップの奪い合いに、ごはん中のフォーク投げ。 片付けは毎回大変だけど、「今を全力で生きてるなぁ」と思うと、ちょっと微笑ましくもあります。

ワンオペだったら絶対にこんな余裕ないです…
そして、ついに! 手を使わず、ひとりで立ち上がることに成功!
熊のようにぐわっと力を込めて、ニコニコ顔で「きゃー!」と叫びながら立ち上がる姿は、まさに感動モノ。
その瞬間を夫婦で見届けられたのも、本当に嬉しかったです。

おわりに:バタバタだったけど、振り返れば全部いい思い出
1歳2か月の1か月間。 甘えん坊に振り回され、夜泣きで寝不足、食べムラやすれ違いに悩む日々。
ほんと、バタバタの毎日でした。
でもふとした瞬間に娘の成長を感じられると、「なんだかんだ頑張れてるな」と思えたりもして。
うまくいかない日があっても、夫婦でちょっとずつ歩幅を合わせながら、娘の変化に笑って驚いて—— それだけで十分だったのかもしれません。
また来月、どんな日々が待ってるのか楽しみにしつつ、焦らずゆっくり、家族3人で歩いていきたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
よかったら次の記事も覗きにきてくださいね!