帝王切開当日のリアルレポート|パパが味わった“ソワソワと感動”の1日

前回の記事では、妊娠発覚から引っ越しや逆子の発覚など、出産直前までの波乱の日々をお届けしました。
そして今回はいよいよ、わが家の宝物・娘(ちぃさん)が誕生した“帝王切開当日”のリアルをお届けします!
ドキドキの前夜──自然分娩?それとも帝王切開?
帝王切開の予定日は、1月22日に決定。でも、もし当日に逆子が治っていれば自然分娩に切り替える可能性があるとのこと。そう聞いて、私はソワソワ…。
「もし自然分娩になったら、この緊張感がさらに続くのか…」と落ち着かず、一応陣痛タクシーだけはリサーチ済み。
一方で、妻は「できれば自然分娩がいいなぁ」と穏やかな様子。対して私は(正直、帝王切開のほうが“心の準備”ができるかも…)と思ってしまっていました。

あなたの方がそわそわしてたよね。笑

万が一何かあったらと思うと心配すぎて…!

迎えた出産当日、逆子は…治ってない!
当日の朝、私は有給を取り、妻と一緒に病院へ向かいました。私はコロナ対策で立ち会いNGのため、検診の結果を待つあいだ、近くのコメダ珈琲で待機することに。
すると、妻からLINEが。

帝王切開、決定です!

「準備始まった」との連絡を最後に、妻からの音信はストップ…。
この日は「13〜14時ごろに手術開始予定」と聞いていたため、私は特大グラコロバーガー片手にそわそわ、スマホをチラチラ確認。

めちゃくちゃ食欲あるじゃん。笑

心配で食欲ない…というタイプではなかったようです。
時間が経つごとに募る不安
13時になっても、14時になっても連絡なし。最初は「ちょっと遅れてるだけかな?」と思っていましたが、だんだんと不安に。
「もしかして大病院に搬送された?何かあったのかも…」
いても立ってもいられず、産院に電話すると──
「今、手術中です」
え、もう始まってるの⁉ 連絡するって言ってたじゃん…!とはいえ、できるのは待つことだけ。
私は産院近くの公園に移動し、落ち着かない気持ちを抱えながら、ひたすら行ったり来たり。

平日の昼間、公園をウロウロする男性…完全に不審者でした。
ついに!妻からの「今終わった!」
手がかじかみそうな寒さの中、小腹を満たそうとコンビニへ。買った「まるごと苺」を食べ始めたタイミングで、LINEがピコン。

「今終わった!来てほしい!」
スマホを握りしめ、「まるごと苺」を頬張りながらダッシュ!
あとから聞くと、手術は15時ごろに始まり、直前はスマホを触る余裕がなかったとのこと。それは仕方ないけれど、本当に心配だった…!
ガラス越しの初対面…小さな命に感動
病院に駆けつけると、ガラス越しに小さな小さな娘と初対面。

「ちっさ!かわいい…!」
片目だけをチラッと開けて横を向く姿に、思わず笑顔がこぼれました。
その横では、妻がストレッチャーに乗せられて運ばれてくるも、私は赤ちゃんに夢中。

あの時、私の方見向きもしなかったよね?笑

ごめん…あの瞬間、世界が止まってた…
妻いわく、「赤ちゃんはお腹から出る前から泣いてた」とのこと。無事に誕生してくれて、本当にありがとう。
会いたくて毎日通う…完全に沼
当初は「病院遠いし、仕事あるし、1〜2回面会できれば十分かな」なんて話していた私。ところが、実際に会ったその日から、
「早くまた会いたい…!」
気づけば、毎日シェアカーで病院に通い、動画を撮っては帰宅後にリピート再生。退院までの1週間は、まさに”娘沼“の日々でした。

往復1時間以上かけて、30分の面会のために毎日通いました!

面会時間は短くても、その姿がうれしかったよ!
そして迎える退院の日――ちょっとした印象的な出来事が…!
次回は「術後の妻の回復」「入院生活のリアル」、そして「退院時のちょっとした出来事」をお届けします。
「帝王切開の術後って実際どうなの?」「産後の生活ってどんな感じ?」と気になる方は、ぜひ続きも読んでみてくださいね!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!