【パパ育児日記_出産期】帝王切開当日のリアル

はじめまして、『ちぃさんパパ』です!
30代前半で、妻と1歳の娘の3人暮らし。いまは夫婦ともに無職&在宅子育て中…
という、ちょっと変わった状況にいます。
でも「意外となんとかなる」と楽観しつつ、日々奮闘中。
前回の記事では、妊娠が発覚してから引っ越しや逆子問題などが重なった「出産直前」までを振り返りました。
今回はいよいよ、娘が誕生した帝王切開当日のエピソードをお届けします!
自然分娩か帝王切開か?逆子チェック前夜
帝王切開の予定日は、1月22日に決定。しかし、当日の検診で逆子が治っていれば自然分娩に切り替わるとのこと。
自分は「もし自然分娩に切り替わったらこのドキドキが延長するのか…」とそわそわ。とはいえ、自然分娩になる可能性があるならと、陣痛タクシーだけはばっちり調べていました。
妻は「できれば自然分娩がいい」と最後まで祈りつつも、どこか落ち着いて見えます。
一方、自分は(自然分娩だといつ産まれるかわからないんだよな…?となると帝王切開の方が心構えができる…正直、帝王切開がいいっ…!)などと、考えていました。ほんと自己中なやつです。
そんなことを考えつつも「このままいけば、本当に明日産まれるのか…!」というドキドキもあって、なんとも落ち着かない夜を過ごしました。
そしていよいよ出産当日を迎えることに——。

あなたの方がそわそわしてたよね。笑

万が一何かあったらと思うと心配すぎて…
手術当日:逆子のまま、いよいよ帝王切開へ
そして迎えた1月22日。
もともと産院から「13〜14時ごろに手術を始める予定」と聞かされていたので、私はこの日に合わせて有給休暇を取得していました。
朝になっても「逆子、治っているかな…どうなるんだろう?」と落ち着かないまま。まずは12時に妻と病院前まで行き、妻は最後の検診へ。私は歩いて30分ほどの距離にあるコメダ珈琲で連絡を待つことにしました(コロナ対策で出産立会はNGだった)。
すると、妻からLINEメッセージが。

これで帝王切開が確定です。
続いて「準備始まった」という連絡も入りました。

「いよいよか…!今から準備ってことは、予定通り13時~14時ごろに呼ばれるのかな」と思いながら、私は引き続き待機。コメダの特大グラコロバーガーを食べました。
ところが、「手術前に連絡する」と言っていたはずなのに、その後は音沙汰なし。
コメダの特大コーヒーを片手にスマホを気にしながら、私のそわそわはさらに強まるばかり。

めちゃくちゃ食欲あるじゃん

心配で食事も喉を通らない…ということはなかったね
連絡なし…不安が募る午後
13時になっても、14時を過ぎても、妻からの連絡はゼロ。
最初は「時間が遅れてるのか?」と楽観していましたが、さすがに14時を回ると「何かあった?」「まさか大病院に搬送されたんじゃ…」と不安がどんどん膨らんでいきます。
そして15時になり、「おかしい、これは確認しないと」と思い、産院に電話してみました。すると受付の方から返ってきたのは、
「今、手術中です」
の一言。
「え⁉︎」
もう始まってるんかーい!事前に連絡するって話は…?
とはいえ待つしかできない。
万が一のことを考え、とりあえず産院近くの公園で待機することにしました(3時間近くコメダにいて、気まずいのもあった)。
真冬の公園で、「いったいどんな状況なんだろう…連絡はまだ来ないし…」と落ち着かないまま、公園を行ったり来たりしてはスマホを確認。寒さと心配が入り混じり、体の芯まで凍えそうでした。

平日の午後に、公園でうろうろしてる成人男性
周りから見たら相当あやしかったかも…
ようやく連絡が…『今終わった!』
公園でしばらく待っても連絡が来ないまま、小腹を満たそうとコンビニへ。「手術がどれくらい進んでいるんだろう…」と考えながら、買った「まるごと苺」を食べ始めたタイミングで、妻からLINEが届きました。

「今終わった! 来てほしい!」
「まるごと苺」を頬張り、慌てて産院へ走りました。
とりあえず生きててよかった…!
後で聞くと、手術は予定より遅れて15時ごろにスタートしていたらしく、始まる前にはスマホを触る暇がなかったのだとか。
「仕方ないけど、本気で心配した…」と思いつつも、何はともあれ母子ともに無事で良かったと心底ホッとしました。
ガラス越しに初対面! 片目チラリとマイペースな娘
病院に到着すると、ガラス越しに初めてわが子の姿を発見。

「ちっさ! かわいい…!」
思わず声が出てしまうほど小さくて愛らしい姿です。泣くわけでもなく、横向きで片目だけをチラッと開けている様子は、なんともマイペースそうに見えました。
一方、妻は麻酔が効いた状態でストレッチャーに乗って運ばれてきたのですが、私は赤ちゃんに夢中。あとで、
「私のほうは見向きもせず、ガラスにへばりついて赤ちゃんを見てたよね」
とツッコまれてしまいました。
これは一生言われるやつです。

これから子供が産まれるパパさんたちは、ぜひ奥さんの目を見て声をかけてあげてください!
「赤ちゃんはお腹から出る前から泣いていた。無事に産まれた姿を見たら私も自然と涙が出た」と妻。あらためて、母子ともに無事なことに感動しました。

このタイミングでやっと性別が判明!なんとなく女の子な気はしてた~!
とはいえ、コロナ対策の影響もあって、面会時間はわずか30分。もう少し一緒にいたかったのですが、スタッフさんに退出を求められてしまいました。
帰宅後は、スマホに残した動画を延々とリピート再生。時間がなく2本しか撮れなかったのですが、本当に100回は見たと思います。
「もっと撮っておけばよかった……!」
仕事の合間に通う日々…可愛すぎる娘
実は当初、「病院まで距離があるし、仕事もあるから、入院中の面会は1〜2回行ければいいほうかな~。どうせ一週間後には一緒に暮らすし」と話していました。
ところが、実際に娘の姿を見てしまったら、もう会いたい気持ちが止まりません。結局、退院までのあいだ仕事の合間を縫って毎日通い、動画を撮っては帰宅後に延々と見返す日々(仕事しろよって感じですね)。
「早く一緒に暮らしたい…!」という思いが募るばかりでした。

毎日シェアカー借りて通ってました!

30分しか会えないのに往復1時間近くかけて来てたよね。笑
でも来てくれて嬉しかった!
そんなこんなで、あっという間に退院の日を迎えるわけですが、そのとき実はちょっとした事件(?)があって…
次回の記事では、術後の妻の回復や入院生活、そして退院の日にあったちょっとした出来事などを振り返る予定です。
「帝王切開の術後ってどんな感じ?」「赤ちゃんとの生活はどうスタートした?」など、気になる方はぜひ続きも読んでみてくださいね。
それでは今回はこのへんで。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!