【パパ育児日記_入院期】はじめて抱っこから退院までのリアル

はじめまして、『ちぃさんパパ』です!
30代前半で、妻と1歳の娘の3人暮らし。いまは夫婦ともに無職&在宅子育て中…
という、ちょっと変わった状況にいます。
でも「意外となんとかなる」と楽観しつつ、日々奮闘中。
前回の記事では、帝王切開当日に連絡が来ずバタバタした末、ようやく赤ちゃんと対面するまでの様子をご紹介しました。
今回は、入院中の面会や妻の術後リハビリ、退院前のバタバタなどのエピソードをお届けします!
病室で初対面――はじめての抱っこは怖い…?
帝王切開での出産が終わった翌日、1月23日。今日は娘との初対面です。ドキドキしながら病室へと向かいました。
妻は
「麻酔切れたけど、寝てるだけならたまにお腹痛いな〜くらい」
「少しでも動こうものなら激痛でしばらくジンジンする…」
「想像よりはマシだけど、やっぱ痛いのは痛い」
とのことで、ベッドに寝たきりの状態。また、手術後ということもあり、娘とは別室でした。

傷は痛かったけど、看護師さんたちが優しくて頑張れた!
病室でしばらく待っているとベビーベッドに乗った娘が到着。
「ちっちゃ! かわいい…! 」
夫婦二人で大はしゃぎです。
“生”の赤ちゃんは想像以上に小さくて、「壊しちゃうんじゃ…」と二人とも怖気づいていました。また、口の周りがミルクでカサカサだったのですが、「拭いていいのか…?」と遠慮してしまい、それすら拭いてあげられず。

眺めたり指で触ったりするだけで面会時間の30分が経過してしまい、結局この日は抱っこできず。それでもふわふわの娘に触れた感動は今でも忘れません。
私が帰ったあと、妻は抱っこして初授乳にチャレンジ。
「頭が桃みたい。気持ちよくてずっと触ってられる」
との話を聞いた私は、抱っこできなかったことを猛烈に後悔します。
当初、次の日は面会に行く予定はなかったのですが、妻が羨ましすぎて、「明日こそは自分も…」と明日も面会に行くことを心に決めるのでした。
可愛すぎて止まらない…結局、毎日面会へ
もともと「病院まで距離があるし、仕事もあるし、入院中に面会行けるのは1~2回が限度かな。どうせ一週間後には一緒に暮らすんだし…」と考えていた私。
ところが、生で赤ちゃんを見てしまったら、「明日も会いたい!」という気持ちが爆発。次の日、また次の日も行くことに。最終的には毎日通うことになりました。
往復で1時間ほどかかる道のりなのに、面会はコロナ対策でたった30分。毎回「もう終わり!?」と切なくなるほど、面会はあっという間。でも、たった30分でも会いに行きたい。正直、自分の変わりように驚きました。まさかこんなに愛おしく感じるとは…。

赤ちゃんの姿が頭から離れない…これが親になるってことか…!
仕事がフルリモート&フレックスだったこともあり、カーシェアを借りて何とか時間をやりくりし、「可愛すぎる娘」に会いに行く日々がスタートしました。
再チャレンジ!はじめての抱っこ
1月24日、抱っこできなかったリベンジを果たすべく、意気揚々と病院へ。
しかし、いざ赤ちゃんを抱っこしてみると
「首ってどう支えれば…? え、片手でいいの? いや無理無理!」
とパニック。妻はすでに経験者で余裕で抱っこしています(1日しか変わらないのに…)。何とかアドバイスをもらいながら、そーっと抱っこに成功しました。

「うわ…!本当に桃みたい…!」
この時の感動はおそらく一生忘れません。
妻はすでにミルクやゲップ、おむつ替えを着々と実践し始めており、「すごいな…!」と感嘆。私も置いていかれないように、せっせと動画などを見て自己勉強に励む日々。パパとしての自覚が日に日に芽生えていくのを、強く実感していました。
退院準備と“繊細パパ”全開
退院予定日の1月28日が迫ると、私の“心配性”がフルスロットルに。
- おむつ交換台は必要?
- 沐浴の手順をもう一回動画でチェックせねば…
- 室温や湿度は?
- ミルクの量はどう増やす?
etc…
あれこれ気になってしまい、仕事もそっちのけで調べまくる日々。
妻は
「ミルクさえあげとけば、何とかなると思ってる。笑」
と、何ともどっしり構えています。

あなたの方が産後鬱になるんじゃないかと心配だった。笑
さらに退院の日に使用するベビーシートの取り付けにも苦戦。当日になって慌てるのも嫌だったので、退院の前日にベビーシートを装着してみたら思った以上に難しく、何度も説明書と格闘…。当日だったら完全に詰んでました。

ちなみに、ベビーカーは『サイベックスのリベル』を使ってます!トラベルシステムあるので車乗る方は便利ですよ~
ついに退院!いよいよ新生活の始まり
1月27日退院前夜、家の掃除や寝床の準備を整えていると、妻からLINEが。

微熱は正常な反応とのことで、結局大事には至らずでしたが、私はすべてのことにひやひや。最後まで落ち着きません。
そして迎えた1月28日退院当日。
「いよいよ一緒に暮らせるのか…!」と朝からドキドキしっぱなしです。
朝イチでナースステーションに行き、退院手続きを済ませます。書類にサインしたり、必要な提出物を確認したり…。
ナースステーションで「おめでとうございます!また何かあれば…」と見送られたとき、思わずグッときました。たった一週間だったけど色々あったな…としみじみ。

ベビーシートに娘を乗せるときは「首、大丈夫?この体制であってる?」とハラハラ。幸い、娘は車が走り出しても眠り続けてくれました。
そして無事家に到着。初めての家にも泣くことなく眠り続ける娘(今のところは…)。「泣いちゃうかも」と覚悟していたので一安心です。

ここまで大きなハプニングはなかったとはいえ、私の心臓は終始バクバクでした。車の運転も、娘に何かあったら…と思うと怖かったし、妻は術後で無理してないか気になるし。でも無事に帰ってこれてほっと一安心。
これからいよいよ本格的な育児生活の始まりです!
夜泣きで眠れないのでは?ミルクの量は?おむつ替えはどうする…?
など、次回はその初育児生活のリアルをパパ目線でお届けします。ぜひそちらも読んでみてくださいね。
それでは今回はこのへんで。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!